志戸子の津森
屋久島北部の志戸子地区に津森という地名がある。その意味からしても「津」(港)と「森」が混然一体となった土地である。志戸子の津森は500メートル四方の湾になっていて、年中波が穏やかだという。昔はこの湾には藻があふれ、イソモン(磯のもの)がたくさんいて、志戸子の若者の遊び場であった。また、春先には藻場に産卵する...
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屋久島北部の志戸子地区に津森という地名がある。その意味からしても「津」(港)と「森」が混然一体となった土地である。志戸子の津森は500メートル四方の湾になっていて、年中波が穏やかだという。昔はこの湾には藻があふれ、イソモン(磯のもの)がたくさんいて、志戸子の若者の遊び場であった。また、春先には藻場に産卵する...
1964年に書き下ろされた小松左京の『復活の日』は、コロナ禍の現代を予言したとして再注目されている。NHKの「アナザーストーリー」で取り上げられたので、文庫本(1975年刊)を読み直してみた。何よりも、小松左京がこのSFを書いた1960年代前半には、いまでは常識となっているウイルスの性質について一部の専門家...