台風14号(ナンドマル)
台風14号(ナンマドル)は強かった。9月18日(日)午後1時に屋久島では満潮になり、宮之浦川の水面が1.5メートル上昇し、ぎりぎりまで波が来ていた。幸い大潮ではなかったため、首の皮一枚で耐えたが、これが大潮の満潮と重なったら、宮之浦では大きな被害が出ていたであろう。写真は、宮之浦川河口域の砂浜であるが、砂が...
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台風14号(ナンマドル)は強かった。9月18日(日)午後1時に屋久島では満潮になり、宮之浦川の水面が1.5メートル上昇し、ぎりぎりまで波が来ていた。幸い大潮ではなかったため、首の皮一枚で耐えたが、これが大潮の満潮と重なったら、宮之浦では大きな被害が出ていたであろう。写真は、宮之浦川河口域の砂浜であるが、砂が...
永田の「よっご」(横河)の上流部に、往時の「モチ田跡」がある。モチ田とは、鳥もちを製造する前段階として、ヤマグルマなどの鳥もちになる木の皮を数か月漬け込んでおく漬け込み池である。この写真の右手の藪に3基のモチダがあった。コンクリート製なので、現在でもその跡を確認できる。写真左手に水車と黐製造工場の小屋があっ...
屋久島の前岳部には、共用林野(薪炭共用林)が広がっている。今から100年前の1921年、国有林下げ戻し裁判で敗北した島民に恩恵的に与えられた7000ヘクタールの委託林は、戦後森林法の制定を受け、共用林野と名前を変えた。昭和20年代までは燃料としての薪炭材を利用することが多かったので重要視されていたが、30年...
「溺れる者はワラをもつかむ」といいますが、ムシの世界にもこのことは当てはまりそうです。酒、砂糖、オレンジジュースの混合液の中に落ちたスズメバチ二匹。一匹が逃げ出そうと壁を登ろうとしていると、もう一匹がそのハチの足に必死に食らいついて、自分も助かろうともがいている。スズメバチもこういう行動もとるのか。
7月のある日散歩中の出来事だった。カエルを飲み込む黒マムシに遭遇した。これはものすごい光景だと驚いていたら、もっとすごいことがその後起きた。マムシは木立を出て、原っぱでカエルを飲み込んでいた。その姿を遠くからカラスが見ていたのだ。しばらくしてから、カラスが近づき、マムシを突っつき始めた。頭を攻撃してマムシを...
屋久島と薩摩半島との間に位置する火山島。平安時代僧俊寛が流された島として知られる。しかし、最近ではこの島は、今から7200年前に破局的噴火を起こした鬼界カルデラの外輪山であることが判明した。それ以前屋久島と薩摩半島との間には現在の屋久島に匹敵する海底火山が存在していたが、この時の大爆発で消失した。同時に、南...